睡眠の質を高める方法2(オンラインことば学講座)

こんにちは、フェルマータの「ことば学講座」を担当しております、講師の齋藤匡章です。

※ことば学講座はオンラインで自宅で受講する「言葉と動作と意識の最適化」レッスンです。

次回の「ことば学講座」は2024年4月13日(土)です。お手続きがまだなら、こちらからどうぞ。
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●睡眠の質を高める「昼間の過ごし方」

ちょっと前に、「睡眠の質を高める方法」として、「脱力」をご紹介しましたね。

睡眠は、健康を保つための重要課題です。睡眠の質が高まる方向に毎日少しずつ改善していきましょう。

今日は「昼間の過ごし方の改善」です。

睡眠中、夢を見ますね。

夢の働きはまだ解明され尽くしたわけではありませんが、「記憶の整理」として思考や経験の断片が夢の材料になっていることがわかっています。

しかも、覚えていない夢がかなりの割合を占めているという。「私はあまり夢を見ない」と思っている人も、実は「見ているけれど覚えていない」だけなのだということです。

さらに、いわゆる夢診断で言われるような「深い意味」は特になく、昼間に見聞きしたこと、考えたことが断片的に組み合わさって再現されているだけ。

だから、「○○の夢は縁起がよくない」とか「身内に不幸があった夢が正夢になったら嫌だ」などと心配する必要はありません。

ただ、見聞きしたこと(つまり自分の行動)や思考内容が部分的に再現されているとすれば、「昼間の過ごし方」を見直すキッカケとしては有効です。

たとえば、死神に追いかけられる夢で汗びっしょりで目覚めた。そういえば寝る前に死神が出てくるホラー映画を観たのを思い出した。

この場合、明らかにホラー映画の鑑賞が、悪夢の材料となっていますね。

若いうちは「怖い映画が好き」だとか「ワクワクドキドキするのが幸せ」という感覚があるかもしれませんが、年齢を重ねるにつれてこうした影響は本人の好き嫌いとは無関係に、日々の快適さや健康状態に影響を及ぼしてきます。

年齢と共に、質の高い睡眠を得るのが簡単でないことを実感しますよね。

ホラー映画はわかりやすい例ですが、わかりにくい例としては、「良くないことをしたが、楽しく感じた」ような行動もあり得ます。

「誰かの悪口で盛り上がった」とか「人を騙してドキドキした」とか「人に言えないような行為でワクワクした」などですね。

若いうちはこういうのもちょっとなら仕方ないとしても、大人になってこれでは恥ずかしいし、夢に出ようと出まいと、睡眠の質にとってもプラスになりません。

睡眠の質の低下は、なんとしても避けたいですね。

ということで、睡眠の質を高めるトレーニングとして、昼間の過ごし方を見直して最適化していきましょう。

厳密にいうと、昼間だけでなく「寝る前まで」ですね。

なんの負い目も引け目もなく「適切な選択をしている」といえる積み重ねをしていくと、小さなストレスが少しずつ減り、睡眠の質が年々高まってきます。

ホラー映画の例のように「ストレスやトラブルとして表面化する」ケースばかりではありませんが、それでも「結果オーライ」などとサラッと流さず、「どうしたら、より適切な選択だった?」といつも振り返り続けると、全体として少しずつ改善されてきます。

10年後にもっと健康でもっと快適になるために、今日を丁寧に過ごしましょう。


※ことば学講座とは

ことば学講座は、言葉と意識というツールを使いこなして快適に生きるための「言葉と意識と動作のレッスン」です。

目的は「快適な毎日」。不快を取り除き、苦痛を和らげ、毎日を快で満たしていきます。

最新の言語心理学の成果に基づき、実際に「使える」技として言葉や発声、論理、意識コントロール、トランス技法(瞑想)、身体操作などをトレーニングしましょう。

言語力を高め、意識の達人になって、気持ちいい毎日を過ごすためのレッスンです。
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