エンジンかけっぱなしではありませんか?(オンラインことば学講座)

●今回の言葉……体の芯って何?

フェルマータの「ことば学講座」を担当しております、講師の齋藤匡章です。

※ことば学講座はオンラインで自宅で受講するレッスンです。

今月の「ことば学講座」は、12月11日(土)夕方5時です。

まだ申し込んでいない方は、こちらのページからどうぞ。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)


●無駄なエネルギーを使わない動作とは

今、体のどこかに無駄な力が入っていませんか?

ウォーキング中に、脚ならまだしも腕に力が入っていたり。

パソコンを打ちながら、肩が固くなっていたり。

椅子に座って会話をしながら、太股に力が入っていたり。

これらはすべて、動作にプラスにならない、なのにエネルギーだけは使いっぱなしになってしまう、もったいない動きです。

喩えるなら、車通勤の方が帰宅してから翌朝に出かけるまで、ずっとエンジンをかけっぱなしにしておくようなもの。

まったく動かないのに、エネルギーだけボンボン燃やしてしまう。

もったいないですね。

エネルギーが有り余っているならいいけれど、

・一日働くとぐったり
・休息やリラックスの時間がもう少しほしい
・リフレッシュに運動する気力も起こらない

こんな状態なのに、無駄遣いしてしまったら、あまりにもったいない。

でも、「わざと」ではないんですよね、エネルギーの無駄遣いは。

腕に力なんか入れずに、気持ちよく歩きたいのに、当たり前のように力が入ってしまう。

パソコンや何かの作業に集中していると、肩や首にどうしても力が入ってしまう。

リラックスして会話を楽しみたいのに、太股だけでなく気持ちにもどこか緊張がある。

なぜかわかりますか?

今回はこのトレーニングをしますから、無駄なエネルギーを使わない動きを一緒に練習しましょう。
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https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)


●土台がないから力みが入る

歩いていて脚ではなく腕が力んだり、パソコン作業で指ならまだしも首の筋肉を使ったりしてしまうのは、体に「土台」がないからです。

頼れる土台がないから、効果のないところに、仕方なくギュッと力を入れてしまう。

もっとピンポイントの捉え方をすると、「芯」です。

起き上がりこぼしの「重心」みたいなもの。

あなたは体の芯をどこに捉えていますか?

しかるべき位置に芯を捉えて、頼るならそこに頼ります。

そうすれば、頼っても効果のない部分は楽に脱力させることができて、エネルギーの無駄遣いが無くなります。

筋肉は力みがないほうが、大きな力を発揮できます。

ガッと力んでいるほうが力強そうに感じますが、本当は脱力していて必要な時だけ強烈に収縮できるほうが、筋肉はイイ仕事をします。

トップアスリートほど、高いパフォーマンスを発揮しながら、無駄な力みがないんですよね。

そのために必要なのが、体の芯です。

今度の土曜日、あなたの体に芯を作りましょう。

では、今度の土曜日、夕方5時にZoomで会いましょう。
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