身体を長持ちさせる動作とは?(オンラインことば学講座)

●今回の言葉……長持ちする身体

こんにちは、フェルマータの「ことば学講座」を担当しております、講師の齋藤匡章です。

※ことば学講座はオンラインで自宅で受講するレッスンです。

次回の「ことば学講座」は、2月11日(土)夕方5時です。

最適な動作を身につけたい方は、こちらのページからお手続きください。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html(ことば学講座)


●体は一生使うものだから

さて、クイズです。

手首と、肘と、肩。

この3つの関節のうち、最も大きな力を発揮できるのは、どれでしょうか。

正解は……肩です。

「えっ、グイッと腕力を誇示するときに肘を曲げるから、肘が強そう」

そこなんです。イメージってありますよね。

全力でぷるぷるするくらい力んで、「よーし頑張るぞ」とやるとしたら、肘をクイクイ曲げて力こぶでも誇示したくなるかもしれません。

でも、肩のほうがはるかに頑強で、大きな力を発揮できる構造になっています。

見極め方は簡単で、「末端よりも体の中心寄りのほうが強い」のが原則です。

原則がわかったら、次のクイズの正解もきっとすぐにわかりますよ。

ではもう一問。

足首と、膝と、股関節。

この3つの関節のうち、最も大きな力を発揮できるのは、どれでしょうか。

正解は……股関節です。

もう迷いませんでしたね。

「原則はわかったけど、この知識は何かの役に立つの?」

そうですね。知識だけでは役に立ちませんが、実際に大きな力を発揮したいときに、膝や足首よりも股関節に頼る動作を身につけると、大いに役立ちます。

一生使うあなたの身体が、より長持ちするようになるのです。

たとえば、立ち上がる時、階段を昇る時、膝に頼ると、傷めてしまいます。

短期間なら大丈夫ですが、何十年も繰り返していると、膝の関節をすり減らしてしまいます。

股関節に頼れば、大丈夫。

股関節は球関節という頑丈な構造をしていて、膝よりもずっと自由度が高く、大きな負荷に耐えられるようにできています。

かといって、何十年もしっかり使えていなかった股関節をいきなりグイグイ動かしたら、これまた傷めてしまいます。

使い方を覚えて、上手に開発して、楽な動作を身につけましょうね。

今のうちに、いつまでも健康で快適な体を育てておきましょう。

最適な動作を身につけたい方は、こちらのページからお手続きください。
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※ことば学講座とは

ことば学講座は、言葉というツールを使いこなすための「大人の言葉レッスン」です。

最新の言語心理学の成果を取り上げつつ、実際に「使える」技として言葉や発声、論理、意識コントロール、トランス技法(瞑想)、身体操作などをトレーニングします。

言語力を高め、意識の達人になって、気持ちいい毎日を過ごしましょう。
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