クイズです、腕の付け根はどこですか?(オンラインことば学講座)

こんにちは、フェルマータの「ことば学講座」を担当しております、講師の齋藤匡章です。

※ことば学講座はオンラインで自宅で受講する「言葉と動作と意識の最適化」レッスンです。

次回の「ことば学講座」は、10月14日(土)です。こちらからお手続きください。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)


●スワイショウで人生が好転!?

「スワイショウで人生が好転しました!」というタイトルでメールが届きました。

前回のことば学講座で一緒に練習した動作ですね。

メール(タイトル)がおもしろかっただけでなく、内容も参考になりそうなので、ちょっと長めに引用します。

自分自身がなんて怪しいタイトルなんだろうと感じていますが、
先週教えていただいたスワイショウで、ガッチガチだった肩こりが
翌日の筋肉痛のあとはすっきり、鏡をみてみたら
自分では胸鎖関節から手が生えてる棒人間のつもりだったのに、
箱にポッキーが生えたロボットの動きだったので、
胸鎖関節を意識して動かすと気持ちよくて
5分くらい続けているととても血行がよくなり
気持ちもスッキリします。
スッキリするだけじゃなくなぜかいろんなことが好転しました。

・午後になると肩にサロンパスやピップエレキバンを貼らないと
仕事ができなかったのに気にならなくなりました。
(後略)

この後にさらにずら~っと「好転したこと」がまだまだ続いていました。

いいですねえ。すばらしい。

動作を最適化すると、人生が好転するというのは、決して大げさではないと思いますよ。

むしろ、不適切な動作を続けている歳月のせいで、自分の体が急に使えなくなり、人生が暗転するケースがいくらでもあるのですから。

こうした動作の成果は、継続して「動作のクセ」にしていかないと、いつしか成果を感じなくなってしまうので、ぜひ日々の習慣に組み込みましょう。

スワイショウの最大の目的は、腕をブルンブルンと振り回す動きによって、「腕が胸鎖関節から生えている」感覚を養成することです。

肩の端のところから腕が生えているつもりでブルンブルンやっても、まったく効果はないので、正確なイメージを伴いながら練習しましょうね。

次回のレッスンでもまた取り上げます。

次回に備えて、今日はスワイショウについて少し勉強しておきましょう。


●腕の付け根でぶら下げる

スワイショウは、漢字で「甩手」と書きます。

「スワイ」のほうは環境依存文字なので、文字化けしているかもしれません。

「甲」の下に伸びている部分が、右に折れて最後は先端が少し持ち上がった形の文字で、意味は「放り投げる」。

つまりスワイショウとは、「腕を放り投げる」という意味の中国語です。

「でんでん太鼓」というイメージもお伝えしましたね。

腕が胸鎖関節から「ぶら下がっている」というイメージにぴったりでしょう?

自分で自分の腕を持つことなく、ただ「ぶら下げる」──この感覚を養うのが、本当のスワイショウです。

腕の付け根が肩先ではなく胸鎖関節であることを、自分の体に教えていく、思い出させるための動作といっていい。

前回のレッスンを思い出しながら、今またやってみてください。

立っておこなうのが基本ですが、慣れると椅子に座ってもできます。

肩や首のあたりがほぐれてきますね。

しかも、強引にグイグイ揉みほぐしたりするのと違って、体の構造に従った本質的なほぐれ方なので、どんどん良い体になっていきます。

スワイショウは太極拳で習ったことがありましたが
あまりピンとこなくてやってませんでした。
今回教わったスワイショウは、胸鎖関節を意識したからか
鎖骨のあたりが筋肉痛のようになって、スゴイ変化を感じました!

良いスワイショウができたようですね。

普段から「自分の腕を自分で持っている」ような体の使い方をしている人は、この動作によって翌日に肩が凝ったり鎖骨のあたりが痛んだりすることもありますが、それは良い傾向です。

体の中がちゃんと動いた証拠だからです。

今まで正しく働いていなかった胸鎖関節が、ちゃんと「腕をぶら下げる」という本来の働きをしたので、まだ動作に馴染まなくて違和感や痛みがあるわけです。

馴染むまで丁寧に続けましょう。

体が育ち、目覚めていきますよ。

長年付き合っている自分の体なのに、うまく使われずに衰えている機能もあれば、一度も正しく使っていない部位すらあるものです。

こうして自分の体が少しずつ目覚め、開発されていくのは、楽しいですね。

一生使える体を手に入れるために、じっくり進めていきましょう。

次回レッスンはこちらのページからお手続きをどうぞ。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)


※ことば学講座とは

ことば学講座は、言葉と意識というツールを使いこなして快適に生きるための「言葉と意識と動作のレッスン」です。

最新の言語心理学の成果に基づき、実際に「使える」技として言葉や発声、論理、意識コントロール、トランス技法(瞑想)、身体操作などをトレーニングします。

言語力を高め、意識の達人になって、気持ちいい毎日を過ごしましょう。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html


* * *

ぜひこちらからティータイムメールにご登録を → 【ティータイムメールに登録する】

メイフェアとフェルマータに関する情報(紅茶、ケーキ、講座など)をメールでお送りします。

* * *

英国紅茶サロン メイフェア
新潟県新潟市中央区寄居町343-38(古町エリアのカフェ)
(地図はメニュー「アクセス」から)
日常の動作を最適化して、健康になる呼吸法も学べる(オンラインことば学講座)
オンラインで学べる社会人のための話し方発声レッスン
Tel 025-211-7007


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です