気持ちいい木陰をつくるプラタナス

●有名なオペラがモチーフ

フェルマータカフェ(新潟市中央区上近江)の入り口には、大きなプラタナスの木があります。

有名な歌劇「セルセ」(Serse)のアリアがモチーフになっているカフェだからです。

Ombra mai fu
di vegetabile
cara ed amabile
soave piu

オペラの冒頭で、主人公のペルシャ王がプラタナスの木陰を讃えるアリア「オンブラ・マイ・フ」(Ombra mai fu)を歌います。

だからフェルマータカフェのシンボルツリーは、プラタナス(スズカケノキ)。

冬には葉が落ちるので、まもなく姿がガラリと変わりますが、今はまだこんな感じ。


●古いクラシック音楽が流れる

店内に流れるのは、古い古いクラシック音楽です。

たとえば「オンブラ・マイ・フ」の作曲者はヘンデル(Georg Friedrich Handel、1685-1759)ですね。

数百年の歳月を経た今もなお聴き継がれる名曲の数々。

親の世代も、祖父母の世代も、さらにその上の世代も、さまざまな場面で楽しみ愛した音楽。

今を生きる私たちにも、心地よい時間をプレゼントしてくれるなんて、大きな時の流れ、偉大なつながりを感じます。

日常の中では人間が作った制度だとか個人の活動などに意識が向きがちですが、せめて休日にはそんなところから自分を切り離して、もっと大きな自然を感じたり、地球や月を感じたりしたいですね。

プラタナスの気持ちいい木陰で自然を感じ、自然の恵みである紅茶をゆっくり飲みながら、意識の世界に遊ぶのもよさそう。

味も香りも繊細な紅茶の楽しみを知ると、いろんなことの味わい方が深まりますね。

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【フェルマータ カフェ】
〒950-0973 新潟市中央区上近江2-92-1
https://fermata-cafe.com/
Tel/Fax 025-290-7227
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