何歳になっても動ける動作を今のうちに身につけよう(オンラインことば学講座)

●今回の言葉……動作の最適化

こんにちは、フェルマータの「ことば学講座」を担当しております、講師の齋藤匡章です。

※ことば学講座はオンラインで自宅で受講するレッスンです。

次回の「ことば学講座」は、2月12日(土)夕方5時です。

最適な動作を身につけたい方は、こちらのページからお手続きください。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)


●重たいドアを楽に開ける方法


今度、重めのドアを押し開ける場面があったら、思い出してください。

自分の体を使って、重いドアをグッと押し開けるとき、最も楽な、体に無理がかからない、無駄なエネルギーを使わない動作ができているかどうか。

多くの人は、「おっ、重たいぞ」と感じたとき、膝を曲げて腰を落として手で力任せに押すか、体でドアにもたれかかるようにして押そうとします。

どちらも、楽ではないでしょう。

膝を曲げてエイッと押すのは、いかにも力仕事ですから、疲れているときにはあまりやりたくない。

職場の入り口など一日に何回も同じ動作を繰り返すとしたら、それだけで億劫になってしまう。

体でもたれかかるやり方は、意外に体重をかけづらい。もたれかかってすんなり開けばいいのですが、開かない時に「さらにもたれかかる」のはほとんど不可能でしょう。

しかも、腰を傷めることもある。

では、このような状況でどんな押し方をすると最も効果的なのか。

答えは「爪先を浮かせる」(踵で支える)。

えっ? 何を言っているのかわからない……と最初は怪訝そうな反応をされます。

ところが、この動作を覚えた方はみんな、

「今までの体の使い方とぜんぜん違う」
「どうしてこんなに楽に開くのかわからない」

と不思議がりながらも、喜んでくれます。

「相撲で押し負けなくなった」と話していた方もいます。力まなくても押す力が倍増するのだから、当然です。

重たくないドアなら、バーンと勢いあまって危ないほどに、楽に開いてしまいます。

一瞬何が起きたかわからないくらい。

こうした「力学的に最適な動作があるのに、なぜかみんな無駄にがんばっている」動作が、ほかにもたくさんあります。

ことば学講座では、こうした身体の使い方も伝えていきますから、何歳になっても楽に動ける動作を、今のうちに身につけておきましょう。

それでは、2月12日(土)夕方5時、Zoomで会いましょう。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)


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